201907 香港 見てきた事(デモの事1)


毎週、デモは行われている。
アタシが1週間滞在していた中でも行われた。


もともと、香港のデモって、年がら年中な感があって、出国する際も、
いつもの事だろうぐらいにしか考えていなかった。

なんで、香港ではデモがあるのか・
それも、平和的なデモなんだが。

香港は、歴史に奔走された国であり、
日本統治時代もある。

昔は、日本人をよく思わない人もいた。
特に年輩の人たち。
財産とりあげた形になった歴史があったり
したから・・

今の人は、日本大好きですよ。特に若い人。

今回、久しぶりに、日本語ぺらぺらの鞄屋さんに行き、いろいろお話ししてきた。
日本人で47年も香港に住んでる女性とも
会えて(たまたま、訪れた)お話し聞けた。



デモの話しに戻ると

香港はイギリスの植民地だった時も
現在も、まともな選挙が行われない。
植民地時代は、選挙権与えられていないし
現在も、中国政府の認定の候補者からしか選べない。直接選挙が行われていない。

だから、デモをやって、政治に参加する。

いつも、平和なデモ行進で
事前に道路を、使うわけだから

警察へ届け出。

バスや、交通機関も、慣れているもんで
コース変更してツアー開催など、柔軟な対応してきた。


日本のように、当たり前の選挙権がない。

香港の人たち、特にこれからの若い人達は
どれだけ、普通選挙、国民が直接選ぶ事が
できる選挙を望んでいるか・・

選挙に行きたい。自分たちで選びたいと。





これを買いに、デモの日に
ションワンへ行く。
デモの予定の場所をみると

ビクトリアパークからワンチャイまで

クッキー売ってるションワンは
遠くはないけど、コースから、はずれてる。



ここのジェニーベーカリーは
香港行くと言うと、必ず頼まれる。



こんな、偽物が売られてるくらい
人気あり、今はそれほど、並んでないが
買うのが大変だったりする。



(ションワン駅)

ここの駅にくる途中の電車内で
びっくりしたのが、

続々と、黒いTシャツを着て、マスクや手袋をつけている若い子達が、乗ってくる。


すごい。

路線の移動通路が、真っ黒になるほど
皆、同じ方向に向かって歩いていく。

画像は撮らない事がマナー。

それは、デモに参加してる事を
政府に知られたくない事情があるから。

デモは、若い人が多いんだけれど、
先日、40代以降のシルバー行進というのもあった。
関心の薄かった上の世代も、立ち上がった。


クッキー買いにきた
ションワンは、デモのスタート地点からは
離れているけど、
何かの規制かな?

道路、がらがら



本当は、平和デモを観てみたいし、
参加したいのは本音。

でもね、アタシは外国人。
万が一、平和デモから混乱になり
警察との応戦にでも発展したら
自衛できるほどの、広東語も理解できないし
怪我でもしたり、香港警察にでも逮捕(デモ参加者はありえる)されたら、日本政府をはじめ、迷惑かかるし・




ツーリストとしての自覚と、
それこそ、責任ある行動してないとと思い

そういうときは・

お茶することにした。



定番の店へ入る。






これ、香港でいう
フレンチトースト。

厚揚げみたいだけどね。笑

いろんなタイプがあるんだけど

パンにピーナツバターをたっぷり塗り、
サンドして、油で揚げるの。
で、揚がったパンに
さらにコンデンスミルク(練乳)を
たっぷり。



油まみれのおいしさ笑

朝はこれらのセットを食べてたんで


お腹空いてなかった。

けど、、油好きなアタシ・

全部たいらげる。

またもや、お腹が苦しい・・笑


今日まで、(3日間)乗り放題パスが使えるので、次の観たい駅へ向かうとしよう。


電車に乗り込むが、
真っ黒の人で満員状態。

これから、向かう駅の途中で
皆おりていく。

電車が、なかなか、発車しない。
端から端まで、係員が、確認するための様。

しかし・
今回のデモは
今までのデモと内容が違う。

7月はじめのデモ。

人口700万人の香港で200万人が参加した。
これ・すごい。

それだけ、今回は
後がない・
そんなデモなんだ。


2014年の雨傘デモは
普通選挙を望むデモ
(無いものを得ようとするデモ)

だけど、今回のデモは
自由を奪われる事を阻止するためのデモ
(あるものを、失いたくないためのデモ)

内容が、全然違う


アタシは、とりあえず

歴史的に関心があった
調景嶺駅へ向かう事にした。


食べ過ぎて、お腹がいっぱいだったことが
この後、トラブルに巻き込まれないで済んだ

そう、この日の夜に
郊外のユンロンで、無差別に
駅内で、襲撃があったから。

お腹がいっぱいでなかったら、
間違いなく、あの時間帯に
あの場所の店に行ってたから。


続く